レッドカーペットイベントにて、緋村剣心役の佐藤健(左)と、神谷薫役の武井咲(右)。

和月伸宏原作による実写映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」の完成披露レッドカーペットイベントが、本日6月5日に六本木ヒルズアリーナにて開催された。天候はあいにくの雨模様だったが、会場には約1000人のファンが駆けつけた。

レッドカーペット上に到着した車からは、緋村剣心役の佐藤健をはじめ、神谷薫役の武井咲、志々雄真実役の藤原竜也、四乃森蒼紫役の伊勢谷友介、相楽左之助役の青木崇高、瀬田宗次郎役の神木隆之介、高荷恵役の蒼井優、 斎藤一役の江口洋介、そして大友啓史監督が登場。佐藤らはファンからのサインや握手に応じながら、ゆっくりとレッドカーペットを歩いていく。大勢の観客からカメラを向けられると、青木が「携帯もひとり1台の時代になったんですね」と冗談を飛ばす場面も。

佐藤は「(撮影は)すごくハードだった。クランクアップまで、みんな死なずに生き残れるかなと思っていましたが、今日この場に立っていられてうれしいです」と挨拶。それを受け、江口は「人が死ぬんじゃないかなと思うくらいのアクションの連続でした」と、伊勢谷は「気持ちよりも体がついていくか大変でした。健くんはまた若いでしょ? しかも1作目(の佐藤の演技)を見て動けることを知ってるから、プレッシャーでしたよ」とアクション撮影の過酷さを語る。

そして原作ファンからも、その役柄の再現ぶりに太鼓判を押されている神木は、「大好きな『るろうに剣心』、その中でも大好きな瀬田宗次郎として映画に参加できて、本当に光栄です」とコメント。また好きだからこそ、自分自身でハードルを高く設定したとも語る。「殺陣もそうだし、立ち姿も、ひとつひとつ考えながら演じました」「殺陣は健くんという追える背中があるので、一生懸命(彼を)追いかけました」と、宗次郎を演じることへのこだわりを明かした。

イベント後半では、前作の公開時にも日本を縦断したキャンペーンカー「るろう号」に、キャストと監督がサインを入れる。今回も「るろう人」として「るろう号」を運転する長尾卓也も登場し、会場を盛り上げていた。

映画「るろうに剣心 京都大火編」は8月1日にロードショー。続く「るろうに剣心 伝説の最期編」は、9月13日に公開される。