大阪府泉大津市はこのたび、ジェーシービー、三井住友カードと「泉大津市ふるさと応援寄附」のクレジットカード決済について契約を締結し、フューチャーコマースが提供するインターネット収納サービス「F-REGI(エフレジ)公金支払い」を導入し、6月2日より「ふるさと納税」のインターネット収納を開始した。

寄附希望者はこれまでの窓口への持参、納付書、現金書留による寄附に加えて、同市WEBサイトからリンクしている寄附受付画面(F-REGI 公金支払い)にパソコン、携帯電話、スマートフォンなどからアクセスし、時間・場所を問わずクレジットカードを利用して寄附することが可能だという。

JCB、American Express、Diners、Visa、MasterCardといった国際ブランドの付いたクレジットカードを利用することができ、通常のクレジットカード利用時と同様に、カード会社の提供するポイントが付与される。

泉大津市では、「泉大津市の発展に貢献、応援したい」という想いを寄附という形で、希望の施策に活用する、「泉大津市ふるさと応援寄附」を受け付けているという。確定申告により、寄附金控除が受けられるとともに、1万円以上寄附をした人には、市から「日本一の毛布のまち」ならではの繊維製品をはじめとした素敵な特産品をプレゼントするとしている。

ジェーシービーは、JCBに加え、提携するAmerican Express、Dinersブランドのカードによる決済も導入し、顧客のニーズに応じた決済インフラを整備することにより、カード市場の健全な拡大に取り組んでいくとしている。

三井住友カードは、2006年に神奈川県藤沢市において、全国初という税金のクレジットカード納付を実現して以来、全国の各種公金・公共料金の取り扱いに積極的に取り組んでいるという。今後も同分野をはじめ、あらゆる決済シーンにおけるクレジットカード決済の導入を拡大し、顧客の利便性向上を図っていくとしている。

フューチャーコマースは、今後拡大が見込まれる公金分野でのクレジットカードによるインターネット収納サービスにおいて、利用者の安全性と利便性の向上および地方自治体の収納業務の効率化を図り、決済環境の整備に努めていくとしている。