女優の川島海荷、鈴木砂羽、俳優の近藤芳正らが22日、東京・墨田区の東京スカイツリー展望デッキで行われた、ショートフィルム『ソラノネ』の記者発表会に出席した。

前列左から、札内幸太、鈴木砂羽、川島海荷、近藤芳正、志保、藤田弓子、後列左から、別所哲也、伊藤正明社長、中茎強監督、原案の松延晋さん、LiLiCo

同作は、俳優の別所哲也が代表を務める国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」が製作した、東京スカイツリー特別ショートフィルム第2弾。まとまりのない家族が、突然起きた出来事に力を合わせず立向かう様子を描く内容で、次女役の川島、母親役の鈴木、父親役の近藤ほか、志保、札内幸太、藤田弓子が出演している。

撮影で初めて東京スカイツリーに登ったという主演の川島は、「期待を超える景色でした」と振り返り、「普段は家族に有り難さを感じないけど、家族に会いたくなりました。誰かとの繋がりを感じてくれたらうれしい」と笑顔でアピール。また、映画祭のアンバサダーとして出席した映画コメンテーターのLiLiCoは、「体がキュッとなって震えてる」と高所への恐怖に耐えつつ、雷鳴がとどろく展望デッキの景色に「スカイツリーとLiLiCoというパワースポットが合体すると雷も落ちる」と笑いを誘っていた。

発表会終了後は報道陣の取材に応じ、川島が、「みなさんが温かく、家族みたいに馴染めたのでリラックスしてできました。砂羽さんが手相を見てくれたり」と撮影の様子を語ると、鈴木は「昔はお母さん役をやって『こんなに大きい娘はいないし!』と思ってたけど、娘たちを『可愛いな』と思った。画的に違和感がなくなった」と苦笑い。続けて、家族のエピソードを聞かれ、性格も顔も似ているという父親と最近食事をしたことを明かした鈴木は、「別れる時に『また食事しようね』って抱き合ったんですけど、ツイッターに『男性とフニャフニャ抱き合ってた』と書かれた」と憤慨していた。