米Microsoftは6日(現地時間)、オンラインストレージサービスの「OneDrive」に5つの新機能を追加すると発表した。数日間のうちにこれら新機能の提供を開始するとしているが、すでに一部の機能は国内からのアクセスでも利用が可能だ。
OneDriveが新たにサポートする機能は、サムネイルサイズの調整、フォルダカバーのカスタマイズ、Facebookのサポート強化、共有機能の強化、Android版アプリのバージョンアップの5点だ。
1つめはサムネイルサイズの調整。縦位置の写真もキレイに並ぶようにサイズを調整し、一画面に表示するサムネイル画像の数を増やす。さらに「すべての写真」には動画ファイルも表示する。なお、OneDrive上の動画再生機能が一部のWebブラウザでも利用可能になるとのことだが、詳しくは説明されていない。
2つめはフォルダカバーのカスタマイズ。これまでOneDrive上のフォルダーは、格納したファイルに応じてフォルダーカバーを自動選択していた。今回の改善で画像/動画ファイルのコンテキストメニューに<カバーとして追加>が加わり、任意の画像/動画ファイルをフォルダーカバーとして指定できるようになった。
3つめはFacebookのサポート強化。以前はリンクやメールによる共有設定が中心だったが、共有サービスとして新たにFacebookが加わった。OneDriveにアップロードした動画ファイルなどを直接Facebook上で公開できるようになり、コメントやタグ付けなども可能となる。
4つめは共有機能の強化。何百もの画像ファイルに個別の共有設定を行っていくのは不便だったが、UIの改善によって複数ファイルの共有を簡単にする。こちらの動作は確認できなかったが、旅行などイベントに参加したユーザーに対して利用すると便利だという。
そして5つめはAndroid版アプリのバージョンアップ。バージョン2.5に更新し、ファイル/フォルダーの共有機能の強化や複数ファイルのダウンロード、移動、並べ替えなどが可能になった。