日本法規情報は、運営するサイトの運用情報やユーザーへのアンケートを元に、結婚観・恋愛観に関する意識調査を行い調査結果について発表した。調査は男性518人、女性817人の計1,335人を対象に4月1日~23日に行われた。

「若者の恋愛離れが進んでいる要因は何か」

6人に1人「結婚自体に希望が持てない」

「若者の恋愛離れが進んでいる要因は何か」について調査を行ったところ、「結婚自体に希望が持てないから」が最も多く16%だった。続いて「結婚したいと本気で思っていないから」が13%、「SNS等の普及によりリアルな恋愛が必要なくなった」が12%、「恋愛より楽しいことがあるから」が12%、「傷つきたくないから」が11%、「疲れるから」が10%、「一人暮らしが楽しいから」が10%、「実際に恋愛していなくても疑似体験できるから」が7%、「恋人はいなくても不特定多数の異性と付き合っていると思うから」が5%という結果になった。

「SNSの普及」「一人暮らしが楽しい」「恋愛より楽しい事がある」など恋愛以外に重きを置く人が全体の3分の1を占めた。

実際に告白した経験がある人は49%

「これまで告白をしたことがあるか」

「これまで告白をしたことがあるか」との質問では、「実際に会って告白をしたことがある」は49%、「SNS等の疑似体験での告白をしたことがある」は19%、「告白をしたことがない」は32%という結果だった。

「SNSでの出会いに関するトラブルが社会問題化している一方で、恋愛を楽しんで生活するというよりは、恋愛以外に楽しみを持つ若者が多い実態が浮き彫りになった。ライフスタイルの多様化が恋愛に対する熱量を失わせる結果になっているのかもしれない」と調査では分析している。