フォルクスワーゲン、「ザ・ビートル」2車種をベースにオーダーメイド開始

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ザ・ビートル」「ザ・ビートル・カブリオレ」の2車種をベースに、オーダーメイドによる期間限定の特別受注生産車を発表した。同時にオーダー内容を簡単に確認できるインターネットサイトも開設する。

このオーダーメイドは、「Create Your Own "The Beetle" Project」のキャッチフレーズの下、同社初の試みとしてスタート。ワールドワイドに提供されているボディカラー、内装(シートカラーなど)、ルーフの仕様とカラー、アルミホイール(タイヤ付)の中から、ユーザーの好みに応じたアイテムを選択できる。

「より個性的な1台にしたい」との要望にも応えるため、受注期間中のみ特別に設定するオプション(別途有償)のデコレーションフィルムでボディをラッピングするなど、個性的なドレスアップメニューも用意。選択できるカラーやオプション、設定済みのフォルクスワーゲン純正アクセサリーアイテムなどの組み合わせは450万通りにも達するという。

同時に開設されるウェブサイトでは、パソコン、スマートフォン、タブレット端末を利用して「車種選択」「ボディカラー」「内装(シートカラー)」「ルーフの仕様とカラー」「アルミホイール(タイヤ付)」などの基本情報と、オプション設定の「デコレーションフィルム」のパターンにもとづき、簡単にイメージを確認することができる。

価格は、2ドアセダンタイプの「ザ・ビートル」が278万円、「ザ・ビートル・カブリオレ」が399万円。受注期間は4月26日から6月30日までの約2カ月間で、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで受け付ける。納車は9月以降の予定。なお、4月26日に富士スピードウェイで開催される「Volkswagen Fest 2014」の特設コーナーにて、実際の車両をイメージしたサンプルモデルを展示するとのこと。