女優の広末涼子が22日、都内で行われた「2014年度高知家の『おすそわけ』」記者発表会に出席した。

「2014年度高知家の『おすそわけ』」記者発表会に出席した広末涼子

高知県は、昨年に続いて観光誘致や移住促進を中心としたキャンペーン「高知家」を今年も実施。同キャンペーンの特設WEBサイトでは広末涼子と高知県の尾崎正直知事が共演した動画「高知家の大家族会議」編が公開されており、広末は、架空のハイテク施設"高知家城"で地元の人々のおすそわけ情報を取りまとめる役柄を演じている。

昨年に続いて同キャンペーンのイメージキャラクターを務めた広末は、同動画で着用したスーツ姿で登場。動画について「高知家城は近未来的な異空間でした。地元の方々の映像がなかったので一方的なお芝居になったかもしれませんが、地元の方々が会議室でオーディションのお芝居をしているところを見せていただいたので、それをイメージしながらお芝居をしました」と振り返り、「やっぱり高知の美味しいものはカツオのたたきです。東京では食べられないので、高知に行ったらお世話になった方々や友達に送ります。生姜も本当に美味しいんです!」と育った高知の魅力をアピールした。

今年で芸能界デビュー20周年を迎える広末。「(同イベントの)原稿を見て驚きました(笑)。ちょっとショックというか、あっという間でしたね」と苦笑いを浮かべつつ、「高知県で育ったので、おおらかな性格にしてもらったと思います。高知の人は愛県心が強くて人懐っこく、そういう人たちに育ててもらえたので芸能界でも20年を迎えられたと思います」としみじみ。また、写真撮影時に「広末家のええものをおすそわけしたいものはありますか?」と報道陣が投げ掛けるも、無言のまま笑顔で会場を後にした。