トヨタ自動車は22日、商用車の「タウンエース」と「ライトエース」のバンおよびトラックを一部改良して6月2日に発売すると発表した。

「タウンエース バン GL」(2WD)

「ライトエース トラック DX」(2WD)

今回の一部改良では、エンジンの触媒の改良によって排出ガスのクリーン化を実施。これにより、全車が「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」の認定を取得し、「平成27年度燃費基準」の達成とあわせて、エコカー減税措置の対象となっている。バンの2WD・AT車では、「平成27年度燃費基準+10%」を達成しており、既に同基準を達成しているトラックとあわせて、自動車グリーン税制の減税措置の対象となる。

また、バンにおいては荷室の機密性を確保できるプライバシーガラスを「GL」グレードに新設定したほか、シート表皮は全車セミファブリックを採用し、フロント席ヘッドレストを分離式にするなど、快適性を向上させている。あわせて、TECS(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良が施されている。

タウンエースおよびライトエースの価格は、バンが156万6,982円~208万5,382円、トラックが142万2,655円~186万7,418円。TECSのパワーリフト車は、185万4,655円~219万1,418円。