本田技研工業は18日、新開発の水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒650ccエンジンを搭載したロードスポーツモデル「CBR650F」と「CB650F」を21日に発売すると発表した。価格は、CBR650Fが99万9,000円、CB650Fが92万3,400円。

「CBR650F」カラーは「パールグレアホワイト」

「CB650F」カラーは「アトモスフィアブルーメタリック」

今回発売される両モデルは、エントリー層からベテラン層までの幅広いライダーに対応する扱いやすい車体サイズとし、フレームには新開発した楕円型断面のツインチューブ形式を採用。新デザインのアルミキャストホイールは、軽量な中空断面構造となっており、軽快な操縦フィーリングに寄与するとのこと。

エンジンは、軽量・コンパクトな設計とし、低・中回転域では扱いやすい出力特性、高回転域では直列4気筒らしい伸びのあるフィーリングと上質なエキゾーストサウンドを追求したという。

スタイリングは、V字型ヘッドライトから塊感のある燃料タンク、絞り込まれたテールエンドへと流れるようなラインで構成。CBR650Fは、空力性能とウインドプロテクション効果を追求したスポーティーなフルカウルを採用し、CB650Fは、タンクシュラウドを装備し、マッシブ感にあふれたネイキッドスタイルとなっている。カラーリングは、CBR650Fに「パールグレアホワイト」「ヴィクトリーレッド」「グラファイトブラック」の3色を、CB650Fに「アトモスフィアブルーメタリック」「マットガンパウダーブラックメタリック」の2色を設定。