本田技研工業は18日、250ccのロードスポーツモデル「CBR250R」の外観一新とエンジン最高出力向上を実施して4月24日に発売すると発表。また、MotoGPで活躍している"Repsol Honda Team"のカラーリングを施した「CBR250R<ABS> Special Edition」を5月20日に受注期間限定で発売すると発表した。

「CBR250R<ABS>」カラーは「ロスホワイト」

CBR250Rの外観では、二眼タイプのヘッドライトを採用して、よりスポーティーなフロントフェイスとしたほか、フロントカウル・ミドルカウル・テールカウル・サイドカバーのデザインを一新。燃料タンクとスクリーンの形状変更により精悍なイメージを高め、シートとサイドカバーをスリムにすることで足着き性の向上も図られている。

エンジンは、吸気系のインレットダクトとコネクティングチューブの形状や、バルブタイミングを変更することで、低・中速域のトルクをキープしたまま、最高出力を従来モデルよりも1kW高い22kWに向上。燃費性能は、60km/h定地走行テスト値で、従来モデルに比べて0.9km/L高い50.1km/Lを実現している。

「CBR250R」カラーは「ミレニアムレッド」と「ブラック」

車体色はABSタイプも含めて「ロスホワイト」「ミレニアムレッド」「ブラック」の3色を設定。価格は、CBR250Rが49万8,960円~51万5,160円、CBR250R<ABS>が54万9,720円~56万5,920円。

また、CBR250R<ABS> Special Editionは、"Repsol Honda Team"のカラーリングをイメージし、ホイールにも専用のオレンジカラーを採用した「ナイトリックオレンジ」1色を設定。受注期間は4月18日~6月8日の限定となっており、価格は57万6,720円。

「CBR250R<ABS> Special Edition」