米Googleは4月16日(現地時間)、Android用の「Chrome Remote Desktop」をリリースした。Android端末からPCにリモートデスクトップ接続し、PCの遠隔操作を可能にする。動作要件はAndroid 4.0以上。Google Playストアから無料で入手できる。
Googleは2011年に、Chromeを介してリモートデスクトップ接続を行えるPC用のChrome Remote Desktopの提供を開始した。Googleアカウントを使って、簡単にリモートデスクトップ接続環境を構築できるのが特徴。機能は2つあり、GoogleアカウントとPIN(あらかじめ設定しておいた6桁以上の数字)を使って他のPCから接続し、自分のPCを遠隔操作する「マイパソコン」と、12桁のアクセスコードを伝えて画面を共有する「リモートサポート」を使用できる。
Androidアプリ版のChrome Remote Desktopは、Android端末からマイパソコン機能を利用できるようにする。PCでChrome Remote Desktopの設定に用いたGoogleアカウントがAndroid端末に登録されていれば、Android端末のChrome Remote Desktopでそのアカウントを選択し、PINを入力することでAndroid端末からPCにリモートデスクトップ接続できる。