西武プロパティーズは、同社が運営・管理する軽井沢・プリンスショッピングプラザの第7期増床オープンについて発表した。

新モール(イメージ)

新モールとフードコートを新設して計219店に

「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」は1995年に開業。1997年のイースト開業時に導入したアウトレット業態は、日本のアウトレットブームの先駆けとなった。現在は世界のトップブランドをそろえたリゾート型ショッピングモールとして、各地から多くの人々が訪れるスポットとなっている。

今回の増床では約26万平方メートルの敷地を生かし、ニューウエスト「芝生のひろば」部分を中心にショッピングエリアを約8,600平方メートル拡大する。また、フードコート(約1,200平方メートル)も新設するなど、増床の規模は過去最大規模となる。

7月2日には新モールとフードコートなどに54店舗(新規33店・移転21店)が出店し、219店舗にスケールアップする。また、秋までには順次、既存モールに新規・リニューアル店舗がオープンし、総店舗数は約240店となる予定。

ペットとくつろげる店や休憩できるスペースも

38店舗が入店する新モール(新規24店・移転14店)は、軽井沢駅前からウエストエリアまでの空間に誕生する。バッグ専門店「ビームスラゲッジ」やジュエリーを販売する「スタージュエリー」など、アウトレット業態としては国内初となる6店もオープン。ショッピングの合間にペットとともにくつろげる「ペットパラダイス」などの店舗もそろえる。

初めての導入となるフードコートには、「濃熟鶏白湯 らーめん錦」などフードコート業態初出店の7店舗を含めたバラエティー豊かな8店舗がオープン。ゆっくり食事が楽しめる隣接のレストランエリア「軽井沢 味の街」と一体となり、幅広い世代のスタイルにあわせた「食」を提供する。

フードコート(イメージ)

ウエストエリアにあるスーベニア店舗棟は新しく建て替え、「沢屋ジャム」「かんてんぱぱショップ」といった新店舗を含めた、長野・軽井沢ならではのおみやげを中心とした8店舗が登場する。

増床工事に合わせ環境整備も

今回の増床工事と合わせて、イーストエリアとウエストエリアを結ぶ屋根付きの通路の新設や、敷地内3カ所の駐車場をつなぐ車両専用道路の新設、駅前エントランスの整備などの環境整備も行う。

また、施設の玄関口となる軽井沢駅前にはインフォメーション機能を移設。「3世代で快適に楽しく過ごせるショッピングモール」をテーマとしたリゾート型ショッピングモールを目指すとのこと。