コーセーは3月7日~10日の期間、全国の20代女性(娘)500人と20歳以上の娘がいる40~50代の女性(母親)500人を対象に、「母の日だから話せる母/娘への思い」に関するアンケート調査を実施した。

娘は立派に育ったと思いますか?

母親に苦労をさせたと自覚する娘は75.4%

まず、母親層に対して娘が立派に育ったと思うかどうか尋ねたところ、「立派に育ったと思う」と90%以上が回答した。一方、娘層に対する調査では、自分がすてきな女性に育ったのは母親のおかげと感じる人は65.4%であることが分かった。

母親層に育ての苦労を娘が知っていると思うかどうか聞いたところ、「知っていると思う」「たぶん知っていると思う」と60.8%が回答した。次に娘層に対して「母親に苦労をかけたと思うか」と聞くと、75.4%が「思う」と回答している。しかし、育てる中で苦労したと実感している母親は60.2%にとどまり、娘の方が母親の苦労を気遣う結果となっている。

左:母親に育ててもらう中で苦労をかけたと思いますか? 右:娘を育てる中で、母親として苦労しましたか?

次に、母娘の仲良し度をパーセンテージで聞いたところ、母娘ともに80%~90%が最も多い結果となった。また、母娘のコミュニケーション手段について聞くと「携帯電話・スマートフォンでの音声通話」が68.5%で最も多く、次いで「携帯電話・スマートフォンでのEメール・ショートメッセージ」が60.8%、「直接会って話す」が49.7%で続いた。

子育てでは娘の「性格面」で苦労

母親層に対して娘を育てた際の苦労について尋ねたところ、娘の性格面に関する苦労が最も多く、次いで病気や健康に関する苦労、教育や勉強・受験に関するものが続いた。

娘を育てる中で、苦労したことは何ですか?

母親層に母の日に娘に求める物について尋ねると、「特にない」という意見がトップとなり、上位には家事のお手伝いや肩もみなどの親孝行や一緒に食事に行くなどの、母娘で時間を過ごすものが中心に挙がった。一方、娘層に対して母親にしてあげたいことについて聞くと、物や旅行などのプレゼントが上位を占めた。