センチュリーは3日、同社のリテイル事業「白箱.com」より、電子メモパッド「Boogie Board」シリーズの新モデル「BoogieBoard SYNC 9.7」を発表した。4月中旬より販売を開始し、価格はオープン。想定価格は税別15,800円。本日より白箱.comで予約の受付を開始する。
ブギーボードは、米国のiMPROV ELECTRONICSが開発・販売する電子メモパッド。感圧式液晶を採用することにより、付属のスタイラスペンや指先、爪などでパネルに描画できる。専用スタイラスペンで描画したデータは、本体の内蔵メモリにPDFファイルとして保存することも可能となっている。
「BoogieBoard SYNC 9.7」では、Bluetoothによるデータ転送に対応する。PCをはじめ、スマートフォンやタブレットにデータを送ることができるほか、ペンタブレットとして利用することも可能となった。
PCでは専用ソフトウェア「VIRTUAL DESKTOP COMPANION」をPCにインストールすることで、「BoogieBoard SYNC 9.7」で書いた文字やイラストをリアルタイムでPCの画面に表示させることができる。また書いたデータをEvernoteに保存することなども可能となる。
スマートフォンやタブレットでも、専用アプリをダウンロードして、Bluetoothで転送したファイルを管理・閲覧したり、FacebookやTwitterといったSNSで共有したりといった使い方ができる。今後、PCと同様に「BoogieBoard SYNC 9.7」での描画をリアルタイムでスマートフォンやタブレットの画面に反映する「ライブドローイング機能」の搭載も予定する。
電源はバッテリを内蔵し、USBを通じて充電を行う。約4時間の充電で約1週間利用できるという。ディスプレイサイズは9.7型、内蔵メモリには約1,000枚分のPDFファイルが保存できるとしている。
本体サイズはW283×D190×H5mm、重量は312g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8以降、iOS、Android 4.0.3以降。