グローバルフィットネス、ライフスタイルブランドのリーボックはこのほど、「新社会人の企業選び」に関する調査の結果を公表した。同調査は、今春、東京都23区内の大企業に就職予定の新社会人男女100名と、首都圏の大企業で人事職を務める20代~60代の男女100名を対象に、3月20日~23日、インターネットを通じて実施した。
企業選びのポイント、新社会人と人事担当者の捉え方に違いが
新社会人を対象に、「就職活動における企業選びのポイントとして、最も重視した項目」を回答してもらった。最も多かったのは「現場社員が健康的で活き活きしていること」で21人、次いで「ワークライフバランスが実践されていること」(19人)となり、いずれも「給料が高いこと」(8人)の2倍以上の票が集まった。
「"ブラック企業"に対するイメージとして当てはまる項目」を選択してもらった。「働いているうちに、健康が損なわれてしまう」と「長時間の労働を強いられる」が69%の回答を集めてトップになった。この結果に対し、社員が健康であるという点は、健全な企業イメージにとって最も重要な要素であるとしている。
企業の人事担当者に、「現在就職活動中の学生が、企業あるいはすでに勤務している社員に求めているものは何だと思うか」と質問した。その結果、「現場社員が健康的で活き活きしていること」という項目は、全体で5番目の回答数となるなど、新社会人との捉え方にギャップがあることがわかった。