カネボウ化粧品のメイクアップブランド「KATE(ケイト)」は、マスクをして仕事に行ったことがある20~34歳の営業職のOL300名と、20~30代ビジネスマン200名を対象に、「マスク女子」をテーマにした意識調査を実施した。調査期間は2月21日~24日。

春にマスクをつける頻度

82%の女子が「マスクを外した顔を見せるのに抵抗ある」

まず、OLを対象に春にマスクをつける頻度について尋ねたところ、34.0%が「ほぼ毎日」と回答した。マスクをつける理由について聞くと、「風邪・インフルエンザの予防」(67.0%)や「花粉症対策」(46.7%)の他、「喉や鼻の湿度を保つ」(30.7%)、「寒さ対策」(28.7%)、「すっぴんの顔をごまかす」(27.0%)など多岐にわたった。

マスクをつけている時に困ることについて尋ねると、「化粧が取れる」(92.7%)、「マスクにファンデーションやチーク・口紅がつく」(88.0%)、「ファンデーション・チークなどがよれる・ムラができる」(87.3%)など、化粧まわりの悩みが上位を占めた。マスクを外した顔を見せることについては82.3%が「抵抗がある」と回答している。

マスクをつけている時に困ること

マスクを外した顔を一番見せたくないのは、男性の同僚

マスクを外した顔を一番見せたくない相手について聞くと、「男性の同僚」(67.2%)が最も多かった。2位は取引先の人(62.8%)、3位は「女性の同僚」(60.8%)となっている。

マスクを外した顔を一番見せたくない相手

次に、ビジネスマンを対象に、女性がマスクを外した顔を見たいか尋ねたところ、52.5%が「見たい」と回答した。しかし、マスクを取ったときの顔にがっかりした経験があると、40.5%が「ある」と回答している。どんな点にがっかりしたかという問いには「マスクの下がノーメイクだった」といったコメントが寄せられた。

(男性社員に)マスクを取ったときの顔にがっかりした経験がありますか?