6月2日にアイドルグループAKB48を卒業する大島優子が23日、千葉・幕張メッセでソロイベント「大島優子感謝祭」を行った。

ソロイベント「大島優子感謝祭」を行った大島優子

大島は6,000人の観客の前で「今日という日を、私はとても心待ちにしていました。皆さんと会える機会はもうだんだん減ってきてはいますけれど、今日がすてきな一日になるように一生懸命務めたいと思いますし、皆さんも一緒の空間を楽しんでください」と冒頭あいさつ。その後、「ヘビーローテーション」をはじめ、「To Be continued.」「ここにいたこと」、さらにスタッフで結成したバンドをバックに新曲「前しか向かねえ」の全4曲を熱唱した。

初センターを務めた「ヘビーローテーション」について「この先、人前でステージに立って歌うことがなくなるんだなあと思うと『寂しいな』と思ったんですけれど、最後は出し惜しみせずに、とにかく全部出し切って楽しもうと思って歌ったのですごく気持ちよかったです。私がセンターで歌わせていただいた初めての曲ですが、やっぱりあの曲はみんなで歌わないと成り立たない曲だなと思いました」と振り返った。

同ホールには、8年間にわたるAKB48での歴史を振り返る、衣装115着、私物のスニーカー40足、年表、写真パネル、写真480枚、レコード大賞の盾などが展示され、見学した大島は「私一人でこんな大きな会場で感謝祭イベントをやらせていいのかなと思いました。でも、AKB48を8年間やってきた終止符としては、本当に有り難いことですね。このミュージアムを見ながら一つひとつの思い出がよみがえってきました。8年間を無駄に過ごさず、毎日、一生懸命やってきてよかったなと。振り返って悔いはないですし、私はこんなにAKB48をやり尽くしたんだと思いました」としみじみ語っていた。