引っ越しの時、捨てようと思ってもなかなか捨てられないものといえば?

来月、引っ越しをすることになった。今より狭い家だからいろいろ処分しなきゃいけないけど、本も洋服も家具も、どれも大切で捨てられないんだよなあ……。今回はマイナビニュースの男性会員348名に、「引っ越しのとき、捨てようと思ってもなかなか捨てられないもの」について聞いてみた。

Q.引っ越しの時、捨てようと思ってもなかなか捨てられないものといえば?
1位 本 35.1%
2位 衣類 20.7%
3位 食器 9.8%
4位 引き出物 6.9%
5位 元恋人との思い出の品 5.5%
5位 テレビ 5.5%

■本
・「良書は一生物です」(50歳以上/電機/その他)
・「雑誌だと後からまた買うことができない」(22歳/自動車関連/技術職)
・「あとでプレミアが付きそう」(50歳以上/医療・福祉/専門職)
・「漫画をどうするか……この間の引っ越しで頑張って結構捨てたけど、まだいっぱいあります」(39歳/その他/販売職・サービス系)
・「本は捨てると知識も捨てたように感じてしまい、引っ越し時に捨てられません」(50歳以上/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「パソコン系の技術雑誌や資料が古くても捨てられない、25年以上前の本もある」(43歳/情報・IT/技術職)

■衣類
・「着ないけど箱のまま引っ越す」(50歳以上/その他/その他)
・「高いものは着なくても捨てられない」(32歳/商社・卸/営業職)
・「雑巾にしようと思うけれどもなかなかしない」(39歳/その他/その他)
・「衣類はオークションに出そうと思って捨てられない」(34歳/機械・精密機器/営業職)
・「また流行るかもしれないと思ってしまうから」(30歳/運輸・倉庫/技術職)
・「なんか着られるから、汚れていれば部屋着にするし」(45歳/電力・ガス・石油/技術職)

■食器
・「壊れた以外に食器を捨てようと思わないから」(50歳以上/情報・IT/事務系専門職)
・「持って行ったけどやはり使っていない」(34歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「食器は古い物が多くあるが、なかなか処分ができない」(50歳以上/電機/技術職)
・「使ってないのも多いけど、環境が変われば使うかもと思ってしまう」(42歳/その他/販売職・サービス系)
・「引っ越しを機に替えるものではないと思うし、数が多いのでむしろ捨てる方が面倒」(24歳/その他/その他)
・「かつて引っ越しをした時、一度も使わなかった食器が多かったから」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)

■引き出物
・「思い入れを考えると捨てにくいから」(21歳/その他/その他)
・「記念品なので捨てにくい」(24歳/その他/その他)
・「何となく悪い気がして」(50歳以上/情報・IT/技術職)
・「必要ではないが、失礼かもしれないから」(24歳/医療・福祉/専門職)
・「案外高価なものもあるので」(48歳/医療・福祉/専門職)
・「思い出の品物であり手放すことがなかなか決心できないから」(22歳/その他/その他)

■元恋人との思い出の品
・「お金には変えられないものだから」(32歳/学校・教育関連/専門職)
・「思い出も捨ててしまう気がするから」(32歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「元恋人の写真はなかなか捨てられない」(28歳/小売店/販売職・サービス系)
・「嫁に隠してまでいまだに持っている」(27歳/運輸・倉庫/その他)
・「何となく未練があるから」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「思い入れがあったり、買った物自体の愛着があったりでなかなか捨てられない」(24歳/情報・IT/技術職)

■テレビ
・「高かったから」(24歳 その他 その他)
・「処分費用が高いから」(39歳/金融・証券/専門職)
・「処理が面倒」(33歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「使わないから捨てても良いけど、一応まだ使えるので」(30歳/自動車関連/技術職)
・「なくても困らないのに結局持って行ってしまうから」(32歳/小売店/販売職・サービス系)
・「本当はいらないが、サッカーだけは見たい」(36歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

■総評
捨てようと思ってもなかなか捨てられないもの、男性編の第1位は「本」だった。「本は財産」「知識の源」という考えの人が多く、「捨てることにはどうしても心理的抵抗がある」とのこと。それほど大切な本だが、「ダンボールに入れっぱなしのまま」という人も多い。老眼のため読めないが、捨てるに捨てられない……という人もいるようだった。

2位は、女性編ではダントツの1位だった「衣類」だ。「着ていた時の思い出がある」などの理由でなかなか捨てられず、中には2度と着ることはないであろう学生服までとってあるという人も。下着の捨て時に悩むというコメントも寄せられていた。3位は「食器」。女性ほど食器に愛着があるというわけではないが、「捨て方が分からない」「いつか使うかも……」といった理由で使わない食器がどんどん増えてしまうそう。

4位に入ったのは「引き出物」だ。もらい物、とりわけ縁起物は不要であっても手放せないとのこと。「捨てるよりは誰かにあげたい」というコメントもみられた。5位には、女性編ではランク外だった「元恋人との思い出の品」と「テレビ」が同数ランクイン。「元恋人との思い出」は2度と手に入らないため、値段がつけられないほど価値が高い物のよう。テレビは「値段が高い」ことと、「捨てる時にもお金がかかる」点が悩みどころのようだった。

モノの価値観は人によって様々であることが分かった今回のアンケート。あなたにも「捨てたいけど捨てられない」大切なものがあるだろうか。

調査時期:2014年2月21日~2014年2月25日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男性348名
調査方法:インターネットログイン式アンケート