セット販売メニュー。左がAセット、右がBセット。各1,200円

三菱地所は、「食育丸の内」プロジェクトの一環として、3月7日~16日に丸ビル1階丸の内カフェ easeに、「丸の内シェフズクラブ presents~はらくっつい宮城~うまみのおもてなし酒BAR(サカバ)」をオープンする。

缶詰メニューと趣向を凝らしたおひたしのセットメニュー

「食育丸の内」プロジェクトとは、「"食"は、生産者、シェフ、そして消費者の意識によって支えられ、健康で楽しい生き方の基礎である」という考え方のもと、「安心・安全」「東京と地方」「環境共生」など、「都市における食のあり方」に関する問題に正面から取り組むプロジェクト。

イベントでは、三菱地所グループの被災地復興支援活動「Rebirth 東北フードプロジェクト」の第6弾として、丸の内シェフズクラブ(※)のシェフと東北のシェフ、石巻・気仙沼の水産加工会社が共同開発したオリジナル缶詰2種と、丸の内シェフズクラブのシェフが宮城県産の食材を使い考案した、ユニークなおひたしを使ったセットメニュー2種類を展開する。

Aセットでは、缶詰メニューとして「とろとろさんまとフカヒレと大島ゆずの味噌煮」を提供。骨まで食べられるさんまと、小さいフカヒレの姿煮が入っている。おひたしは根菜と牛タン&蔵王チーズのおひたし、五色の彩り野菜と干し貝柱の中華風おひたし、赤貝とわさび菜・帆立の燻製が香る大人のおひたしの3種。

Bセットでは、缶詰メニュー「山椒香る金華さばとムール貝、たっぷり野菜のお椀」を用意する。おひたしは、シャモのローストと小松菜・リーフレタスのタイサラダ風スパイシーなおひたしと、つぼみ菜・ドライトマト・あさりのイタリア風おひたしなど3種。両セットとも、各1日限定20食で1,200円。

また、セットメニューのほか、塩釜の藻塩を使用した塩むすびと漬物のセット(400円)や、とろとろさんまとフカヒレと大島ゆずの味噌煮(500円)、山椒香る金華さばとムール貝、たっぷり野菜のお椀(500円)などの単品メニューも提供する。

単品メニュー。左が「とろとろさんまとフカヒレと大島ゆずの味噌煮」、右が「山椒香る金華さばとムール貝、たっぷり野菜のお椀」価格は各500円

宮城県の酒蔵10軒の地酒も楽しめる

期間中は、石巻市の墨廼江酒造や加美郡の山和酒造店など、宮城県を代表する酒蔵から10軒が登場し、地酒の提供・販売を行う。各酒蔵の蔵元が日替わりで来店し、酒造りについての説明も行う。酒蔵の来場予定スケジュールは、食育丸の内のホームページで案内している。

開催日時は3月7日~16日。時間は、物販11:00~21:00、フード15:00~21:30(L.O21:00)、ドリンクは17:00~21:30(L.O21:00)

※三菱地所のコーディネートで2009年2月に発足した、丸の内エリアに店舗を構えるレストランのシェフたちを中心に食に関する提案・発信を行うプロジェクト