撮影した写真の保存・活用方法は、「撮ったまま」が64.8%に

マイボイスコムはこのほど、「写真の活用・楽しみ方」に関してインターネット調査を実施し、結果を公表した。同調査は1月1日~5日に実施、10,548件の回答を集めた。

直近1年間に写真を撮った人は85.3%に

直近1年間に写真を撮った人は85.3%で、女性若年層ほど多い傾向となった。頻度は「月に2~3回」「2~3カ月に1回」が各2割弱でボリュームゾーン。男性は10代、女性は年代が低いほど頻度が高い傾向がみられる。

写真撮影に利用した機器は、「コンパクトデジタルカメラ」(64.8%)がもっとも多く、「スマートフォン」「携帯電話」が各4割前後となった。10・20代では「スマートフォン」がもっとも多くなっている。「携帯電話」は年代が高いほど多く、男性50代以上と女性40代以上ではスマートフォンを上回る。

撮影した写真の保存・活用方法は、「撮ったまま」が3分の2に

直近1年間に撮影した写真の保存・活用方法は、「撮ったまま」(64.8%)、「パソコン内のハードディスクに保存」(44.0%)が多く、「自宅のプリンターで印刷する」「ブログやFacebook、mixi、Twitter、LINEなどにアップロード」「メールに添付して送る」が各2割前後で続く。

「撮ったまま」は女性、「パソコン内のハードディスクに保存」は男性が多く、男女差が10ポイント以上となっています。また、「撮ったまま」「ブログやFacebook、mixi、Twitter、LINEなどにアップロード」などは若年層、「パソコン内のハードディスクに保存」は高年代層で多くなっている。

直近1年間に撮影した写真を印刷・現像した人は5割強に

直近1年間に撮影した写真を印刷・現像した人は5割強。男性10・20代、女性10代は「印刷・現像していない」が各6割前後を占める。直近1年間の撮影枚数が10枚以下の層では印刷・現像した人が3割弱にとどまる。101枚以上の層では印刷・現像した人は7割だが、印刷・現像した割合は「1割以下」が4~5割を占めている。

直近1年間に撮影した写真を印刷・現像した人は5割強に

直近1年間に利用した写真に関する商品やサービスを聞いたところ、「無料のオンライン写真共有サービス、Webアルバムなどにアップロード」が7.7%、「デジタルフォトフレーム」が6.0%、「フォトブック」が5.1%となった。

男性10代では「ムービーメーカー」が多い。撮影頻度や枚数が多いほど、「無料のオンライン写真共有サービス、Webアルバムなどにアップロード」「デジタルフォトフレーム」「フォトブック」の比率が高い傾向となっている。

利用したいものでは「フォトブック」「無料のオンライン写真共有サービス、Webアルバムなどにアップロード」「デジタルフォトフレーム」が各1割強で上位3位を占めた。「フォトブック」は女性20・30代でやや多くなっている。

撮影した写真の楽しみ方についての回答者のコメントとしては、「色調をアプリで変更し、オシャレなデータをブログにアップする」(女性29歳)、「フォトブックでシーンごとにまとめて作っているので、後日改めて見るのが見やすくて楽しいです」(女性32歳)、「歳を取ってからこの歳にこの場所に、行っていたんだなと分かるし、懐かしく思い出せる」(男性60歳)などが寄せられた。

その他、詳細は同社自主アンケート結果を参照のこと。