米Kickstarterは16日(米国時間)、同社が運営するクラウドファンディングサービス「Kickstarter」に不正アクセスがあり、顧客データの一部が閲覧された恐れがあると発表した。クレジットカードのデータは下4桁のみ保持しているが流出せず、不正利用の痕跡もないとしている。

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アクセスされたのは、ユーザーネームやメールアドレス、住所、電話番号、暗号化されたパスワード。実際のパスワードは漏えいしなかったが、パスワードを推測される恐れがあるとし、同社ではユーザーに、他サイトも含めパスワードの変更を呼びかけている。また、Facebook経由のログイン情報はリセットされ、Facebookを使うユーザーは再ログインする必要がある。

現地時間の水曜日に警察から連絡を受け、土曜日に不正アクセスの被害を公開した。同社は「すぐに不正なアクセスを停止させ、徹底的に状況を調査し全ユーザーに速やかに通知した」と説明している。