病院を選ぶ際にどのような情報を参考にするか

メディケア生命保険は、1年以内に通院した経験のある20~59歳の男女を対象に「病院選び・医者選びに関する調査」を実施した。調査は1月6日~8日の3日間にかけて行われ、1,000名の有効サンプルを得た。

73%が「病院選び・医者選びは難しい」

まず、病院選び・医者選びは難しいと思うか尋ねたところ、72.5%が「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」と回答した。実際に病院を選ぶ際にどのような情報を参考にするか聞くと、「家族や知人の評判」(69.0%)が最も多く、次いで「かかりつけの医者の紹介」(54.7%)、「病院のホームページ」(39.8%)、「病院検索サイト」(26.2%)と続いた。

病院を選ぶ際に何を重視しているか聞いたところ、「病院の評判」(70.2%)が最も多かった。以下、「医者の評判」(60.2%)、「近所、行きやすさ」(58.1%)が続く。どのような医者に見てもらいたいかという問いでは「説明がしっかりしている」(88.9%)、「話しやすい」(77.7%)、「経験が豊富」(56.4%)が上位に挙げられた。

7割が病院で不快な経験をした経験あり

次に、病院に行って不快な思いをしたことがあるか聞くと、69.5%が「ある」と回答した。どのようなことで不快な思いをしたのか尋ねたところ、「医者・スタッフの横柄な態度」(56.3%)が最も多かった。2位は「医者・スタッフの不親切な対応」(52.5%)、3位は「待ち時間が長い」(50.6%)となっている。

病院に行って不快な思いをしたことがあるか

病院で、待ち時間の長さで不快な思いをしたことがあると半数が回答しているが、どのような待ち時間対策があればいいと思うか尋ねたところ、1位は「何分待ちかがわかるサービス」(77.4%)だった。以下、「メールで順番を教えてくれるサービス」(39.7%)、「スマホ・ケータイが使用可能なスペース」(35.6%)が続く。

性年代別にみると、20代男性は「豊富なマンガ」(33.6%)や「ゲーム機・ソフトの貸出」(11.2%)と回答した割合が高かった。一方20代女性・30代女性では「カフェスペース」(43.2%)の割合が高い。子供がいる人は、「小さい子どもが遊べるような絵本・おもちゃおよびスペース」(28.4%)と回答した人が多かった。

病院の待ち時間対策のサービスとして魅力を感じるもの