小田急電鉄は3月28日、大野総合車両所(神奈川県相模原市)にて親子見学会を実施する。同車両所は小田急車両を細部まで分解して全般的な検査などを行う施設で、2000年11月には「ISO 14001」の認証を取得している。

昨年の親子見学会での車体上げ作業の様子

見学会では、1両約20トンの通勤車両を目の前で引き上げる「車体上げ作業」実演、車輪の凹凸をなくすために表面を削る「車輪削正作業」実演、防音車輪と従来車輪の叩き比べ体験などを実施。ロマンスカーLSE(7000形)の簡易運転台でのマスターコントローラー操作や、ロマンスカーMSE(60000形)運転台での制帽を着用した記念撮影なども体験できる。

対象は小学生(応募時点)とその保護者で、40組80名が参加できる。参加費は無料だが事前の申込みが必要で、郵便はがきに必要事項を記入の上、2月28日(必着)までに申込みを行う。応募者多数の場合は抽選となり、3月上旬に参加証の発送にて通知される。