オリンパスイメージングは29日、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した標準レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」を発表した。ブラックとシルバーの2色を用意。2月下旬より発売し、価格は42,000円。同社のデジタルカメラ、「PEN」シリーズや「OM-D」シリーズと一体感のあるデザインとなっている。

「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」(ブラック)

「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」(シルバー)

「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」と同等の光学性能を持つ単焦点レンズ。開放絞り値がF1,8と明るく、焦点距離は35mm判換算で50mm。自然な視野に近い画角を得られ、常用レンズとしてポートレートや風景撮影などに適している。独自のコーティング技術「ZERO(Zuiko Extra-low Reflection Optical)コーティング」により、ゴーストやフレアを抑制。逆光などの悪条件でもクリアな描写を可能としている。

OM-Dシリーズ「E-M10」に装着したイメージ

オートフォーカスシステムには、インナーフォーカス方式の「MSC(Movie & Still Compatible)機構」を採用。高速かつ滑らか、高精度なフォーカシングが可能。静音性も高い。

主な仕様は、焦点距離が25mm(35mm判換算:50mm相当)、最大絞りはF1.8、最小絞りがF22。レンズ構成は7群9枚(非球面レンズ2枚)。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、画角が47度、最短撮影距離が0.25m、最近接撮影範囲が144×108mm、最大撮影倍率が0.12倍(35mm判換算:0.24倍相当)。

レンズフード、デコレーションリング、レンズキャップ、レンズリアキャップが付属。フィルターサイズは46mm。本体サイズは最大径が約57.8mm、長さが42mm、重量は137g。