マイボイスコムは28日、「オンラインショッピングの決済」に関するインターネット調査(第2回)の結果を発表した。

同調査は、2014年1月1日~5日の期間に行われ、10代以上の男女1万555人から有効回答を得た。

まず、直近1年間のオンラインショッピングの利用回数を聞くと、「20回以上」が24.0%で最も多く、次が「10~19回」の22.9%となった。1回当たりの平均利用金額は、1位「3,000円~5,000円未満」の38.2%、2位「3,000円未満」の28.0%となった。

支払方法は、「クレジットカード」が圧倒的に多く84.0%。次いで、「コンビニ決済」が22.2%、「インターネットバンキング」が16.9%、「代金引換」が16.1%となった。

直近1年間のオンラインショッピングでの支払方法

支払方法決定時の重視点は、「オンライン上で手続きが完結する」が60.9%で最多。以下「手続きが簡単」「支払い手続きに時間がかからない」「割引率、ポイントなどの特典」と続いた。『クレジットカード』『インターネットバンキング』主利用者では「オンライン上で手続きが完結する」、『コンビニ決済』『ATM・窓口での銀行振込・郵便振替』主利用者では「手数料」「現金で支払える」「商品が届いてから支払える」などが多かった。

「複数の支払方法を使い分ける」人は13.9%。一方、「いつも決まった支払方法を選ぶ」人は82.7%に上った。『インターネットバンキング』『ATM・窓口での銀行振込・郵便振替』『電子マネー』主利用者では、「複数の支払方法を使い分ける」が各3~4割を占めた。

オンラインショッピング利用時に希望する支払方法が選べなかった場合、「そのサイトでの購入はやめ、他のサイトや店舗で購入したことがある」人は31.2%、「そのサイトで、希望とは異なる支払方法で購入したことがある」人は23.7%、「商品の購入自体をやめたことがある」人は18.6%だった。

『コンビニ決済』『代金引換』『ATM・窓口での銀行振込・郵便振替』主利用者では、「商品の購入自体をやめたことがある」が各3割と、他の層より多くなっていた。

希望の支払方法が選べなかった時の対処

今後利用したいオンラインショッピングの支払方法を尋ねると、「クレジットカード」が75.7%でトップ。以下、「コンビニ決済」「インターネットバンキング」「電子マネー」「代金引換」が各1~2割で続いた。直近1年の利用状況と比べると、「電子マネー」が順位を上げていた。

オンラインショッピング時の支払方法を選ぶ理由としては、「ポイント還元と現金値引きの額や、手数料を総合的に勘案して、経済的な方法を選ぶ」(男性35歳)、「継続して利用しそうなサイトはクレジット。1回限りのサイトは個人情報をあまり入力したくないのでコンビニ払い」(女性31歳)といった意見が寄せられた。