JR九州は九州新幹線開業10周年を記念し、「復活787系『リレーつばめ』と急行『肥薩線縦断』号で行く南九州の旅」を発売する。1日限定で復活する787系「リレーつばめ」と、特別運行の急行「肥薩線縦断」号に乗車できる2日間のツアーだ。

787系「リレーつばめ」が1日限りの復活(写真は特急「かもめ」)

787系特急「リレーつばめ」は、九州新幹線の全線開業により、運行を終えた特急列車。当初は特急「つばめ」の愛称で博多~西鹿児島間を結んでいたが、2004年3月の九州新幹線新八代~鹿児島中央間開業にともない、新八代駅にて同一ホームで新幹線に接続するリレー特急へ。愛称も、「リレーつばめ」に変更された。

今回のツアーでかつての運行が再現され、新八代駅で九州新幹線「つばめ」に乗り継ぐという。2日目には、「SL人吉」の客車を使用した急行「肥薩線縦断」号が登場。普段は走らない鹿児島中央~熊本間(肥薩線経由)を特別運行し、オリジナルヘッドマークも掲出する。

ツアーの出発日は3月8日。博多駅発着で、代金は宿泊なしの場合、大人2万3,000円、小児1万6,400円。宿泊付の場合(2名1室利用)、大人2万9,000円、小児2万2,400円。定員は110名。JR九州旅行各支店と各駅旅行センターにて申込みを受け付ける。JR九州旅行旅の予約支店にて電話予約も可能。申込締切は2月22日。