第一回会場風景

吉原商店会では一昨年に続き、「大江戸 新よしわら 節分お化け異装コンテスト」を2月1日に台東区立花園公園にて開催する。

妖怪たちによる大運動会も

「節分お化け」とは、節分の日に仮装して鬼を惑わす風習のこと。江戸時代~昭和初期にかけて行われてきた日本の伝統行事で、厄よけとして豆まきとともに行われてきた。近年では町おこしの一環として、京都などで行われるようになっている。

江戸時代より文化の中心地として栄えた吉原では、一昨年に同商店会が地域の活性化を目的に「節分お化け」を「節分お化け異装コンテスト」として復活させた。今年は2回目の開催となる。

今回のテーマは「妖怪」。神の化身である「吉原狐」の命により集まった妖怪たちが、パフォーマンスや2チームに分かれて大運動会を繰り広げるほか、夕方には街に繰り出し百鬼夜行を実施する。また、会場には「妖怪茶屋」が出現し、「妖怪なべ」などの料理を提供する。

開催時間は13時~16時。参加は先着200人となっており、参加費は1,000円(参加者記念品付き)。応募は公式ホームページ内でできる。

さらに、併催イベントとして東京浅草組合の協力により「幇幇間芸(ほうかんげい)」を座敷などの宴席で披露するほか、吉原狐による「狐舞」及び「応援セール抽選会」も開催する。いずれも台東区立花園公園が会場となる。