フォード・ジャパン・リミテッドは9日、新型「フォード・フィエスタ 1.0 EcoBoost」発表会を都内で開催した。あわせて新型SUV「エコスポーツ」も公開された。

新型「フォード・フィエスタ 1.0 EcoBoost」

2014年後半に導入される新型「エコスポーツ」

「フィエスタ」は1976年に初代モデルがデビュー。以来、世界で累計1,500万台以上を販売したというベストセラー・モデルだ。新たに日本導入される「フォード・フィエスタ 1.0 EcoBoost」は、「One Ford」戦略の下、グローバル・プロダクトとして世界中で展開するコンパクトカーとされている。

エクステリアは、台形をモチーフとしたクロームのフロント・グリルや、シャープに切れ上がったヘッドライトなどが特徴で、インテリアも先進性を感じさせるデザインに。3気筒の「1.0L EcoBoost」エンジンを搭載し、最新のデュアルクラッチ・テクノロジーを採用した「6速 PowerShift」との組み合わせで、走りの楽しみを犠牲にすることなく、17.7km/リットル(JC08モード)の低燃費を実現している。

発表会に出席した森田俊生氏

ボディカラーは全6色。会場には、「ブルーキャンディ Me」「ホットマゼンタ Me」(「Me」はメタリックカラー)のモデルが展示された。フォード・ジャパン・リミテッド代表取締役社長の森田俊生氏は、同車について、「類いまれなるデザインと走行能力を兼ね備えています。要となる『1.0L EcoBoost』エンジンは、2年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。日本のお客様の期待に十分沿えるエンジンを積んだクルマと確信しています」と述べた。

さらに、2014年後半に導入予定の新型「エコスポーツ」も会場に展示された。「日本におけるフォードのビジネスで大きな柱となっているのがSUV。新型エコスポーツをラインナップに加えることで、我々のビジネス基盤はさらに強固なものになります」と森田氏。新型「フォード・フィエスタ」と新型「エコスポーツ」の導入をもって、日本におけるフォードの商品ラインナップ(全8車種)が完成するとのことで、「販売チャンスが拡大し、フォード・ブランドをさらに強化する結果につながると思います」(森田氏)と期待を寄せていた。

新型「フォード・フィエスタ 1.0 EcoBoost」は2月1日から販売開始され、価格は229万円(メタリックカラーは6万円アップ)。2月1~2日に全国統一展示会が行われる。大都市圏を中心にテレビCMも放映するとのこと。

新型「フォード・フィエスタ 1.0 EcoBoost」発表会

新型「フォード・フィエスタ 1.0 EcoBoost」外観・内装イメージ