恋愛で嫌なことがあったとき、頭の中で現実逃避をしてみる人は少なくないかもしれません。ストレスがたまったときに女子会で言ってしまいがちな、現実逃避のセリフを紹介します。

■「別の人生があったかもしれないのに……」
全く異なる人生があったかもしれないのに、自分はどこかで道を間違えたんじゃないかという疑いから生じる心の叫び。悩んでも仕方がない。

■「見知らぬ土地でやり直したい」
自分を知る人が誰もいない場所に行けば、楽になれるのではないかという幻想を抱いて言ってしまう言葉。「見知らぬ土地」は、本当は大変なはず。

■「歩いてたら素敵な人にぶつからないかな」
道を歩いていて素敵な人にぶつかって出会う、という夢のようなシチュエーションを妄想。実際にぶつかるかどうかも、それが出会いに発展するかも不明。

■「眠ってたら王子様が助けに来てくれないかな」
『眠り姫』の姫になった気分で、「何もしたくないから、寝ているだけで王子様が現れないかな」と夢想。もちろん、現れない。

■「朝起きたら小学生に戻っていたらいいのに」
「子供に戻りたい」という発想から生じる逃避。「小学生は暇」との前提が見受けられるが、実際は漢字練習や掛け算を覚えるなど、大変なことはたくさんあったはず。

■「運命の出会いとか、ないかな」
「運命の出会い」という言葉だけに憧れた発言。居酒屋で友達とししゃもを食べながら言っている自分の現状を省みて、撤回したくなる。

■「モテたい……」
モテれば、最近ふられた男性だけではなく、かつてふられた男性もギャフンと言わせることができるのではないか、言わせたら何となくすっきりするかもしれないという思いつきから、こぼれる言葉。

■「朝起きたら美女に変身してないかな」
「モテたい……」同様に、絶世の美女になれば人生が楽になって、悩みから解放されるのではないかという幻想を抱いた結果。もちろん、朝起きて美女になっていることはない。

■「魔法使いになりたい」
思いつめると「魔法が使えればすべて解決するのに……!」と言い始める。魔法が使えたら「ほうきで空を飛びたい」「動物と会話したい」など具体的に想像すると、だんだん楽しくなってくる。

■「時間よ、止まれ」
一寸先は闇としか思えないほど現実がつらいときには、「このまま時間が止まってもいい」と思いやすい。仮に時間が止まった場合、現状のつらさがずっと続くことになってしまうことに気付く余裕もない。

現実逃避をしたくなる気持ちは本当につらいと思いますが、内容を振り返ってみると、「魔法使いになりたい」など考えていると楽しくなってしまうこともあるようです。元気になれる現実逃避なら、やってみてもいいかもしれません。