猫神信仰は珍しく、貴重な資料が展示されている

宮城県村田町の「村田町歴史みらい館」では、2014年1月19日まで企画展「北の猫神さま~猫と養蚕~」を開催している。

江戸~大正にかけて信仰された「猫神」

同展では、岩手県南部から宮城県北部の神社に伝わる、猫の木像、猫を描いた絵馬、猫の絵が入った版木など、猫神信仰の資料を展示している。猫神は江戸から明治・大正時代にかけて、養蚕が盛んな地域で信仰された神様で、繭(まゆ)の豊作やねずみ除けなどを祈願した。猫神信仰はとても珍しく、展示される資料も貴重なものだという。

会場は、村田町歴史みらい館 企画展示室。開館時間は9時~17時(展示室への入室は16時30分まで)。観覧料は無料。