AKB48の大島優子が、大みそかに放送された『第64回NHK紅白歌合戦』のステージで、グループから卒業することを発表した。

紅白のステージで卒業を発表した大島優子

メドレーの1曲目となる「恋するフォーチュンクッキー」の歌唱後、「2013年も応援ありがとうございました」とステージの中央に立った大島。「この場をお借りして言いたいことがあります」と切り出すと、「わたくし、大島優子は、AKB48を卒業します」と発表した。会場内は「恋チュン」の盛り上がりから一転。客席は水を打ったように静まり返り、悲鳴ともとれる声が徐々に広がった。

大島は「こうして紅白歌合戦に出演させていただくのもこれが最後になりました。感謝の気持ちを込めて、歌わせていただきます」と笑顔を見せ、「そして来る2014年も48グループの応援を、よろしくお願いします」とあいさつ。「AKB48、2013年歌い納めです。紅組盛り上がっていきましょー!」と呼びかけ、自身がセンターを務めた楽曲「ヘビーローテーション」を披露した。

紅白の白組司会の嵐・二宮和也は、歌唱後の大島を「大島さん! ちょっとちょっと!」と呼び寄せ「ビックリしましたけど」と語りかけると、大島は「すみません、急な発表で」とコメント。二宮の「これはもうみんな知ってたの?」の問いかけには、「言ってないです」とサプライズ発表であることを明かし、「これからはソロで大島優子として活動していきます」とあらためて報告した。