2013年の年収はどうなりましたか?

アベノミクスと言われ好景気の中おわりそうな2013年。実際に1年の給料はどうだったのでしょうか? マイナビニュース会員500名に聞いてみました。

Q.2013年の年収はどうなりましたか?

上がった 31.0%
下がった 15.2%
変わらない 53.8%

上がった
■景気が良くなった
・「景気と業績が良くて、ボーナスが上がったから」(29歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「雇用情勢がよくなったから」(33歳男性/情報・IT/営業職)
・「あきらかに営業が取ってくる仕事が増え、売上げも順調に上がっているようだから」(41歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「去年が赤字だった」(59歳男性/その他/投資家)

■自分の変化
・「毎年昇給して頂けるので」(22歳女性/医薬品・化粧品/クリエイティブ職)
・「契約社員から正社員になれたから」(31歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「副業的に昨年から始めた事があり、1年を通して行ったのが今年が初めてである為、その分の収入の上乗せがある」(33歳男性/その他/その他)

■業績の評価
・「仕事で一応製品が出るという成果があったから」(53歳男性/電機/技術職)
・「仕事で後輩のフォローや、派遣さんへの指導を行って頑張っていたから」(25歳女性/金融・証券/専門職)

下がった
■会社の変化
・「残業規制が入って、ある一定以上は付けられなくなったので」(41歳男性/自動車関連/技術職)
・「削減削減でどんどん手当てが削除されている」(30歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「売上が激減した」(43歳男性/ソフトウェア/事務系専門職)

■自分の変化
・「子供が出来て時短勤務になったから」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「転職のため、無職期間が3カ月あったから」(29歳女性/その他/事務系専門職)
・「全国転勤ありの社員群から、転居なしの地域限定社員に切り替えたから」(24歳女性/小売店/販売職・サービス系)

■その他
・「税金が高い」(41歳男性/医療・福祉/専門職)
・「わかりません…仕事は増えているのに給料は減らされています」(56歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「評価が下がった」(51歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/技術職)

変わらない
■プラマイゼロ
・「賞与の査定が上がったが、前者の業績が不振のため、賞与の月数が減ったので、プラスマイナスゼロになった」(30歳女性/医薬品・化粧品/技術職)
・「基本給は上がったが、その分税金も上がっているのでとんとんだ」(27歳女性/小売店/事務系専門職)

■変わる要素がない
・「アベノミクスの影響は良くも悪くも出なかったから」(30歳男性/情報・IT/技術職)
・「仕事の内容も特に変わっていないし、妥当だと思う」(29歳男性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「上がる見込みもないが、仕事は任されるようになってきたので下がることもない」(25歳女性/電機/事務系専門職)

■その他
・「女はずっと一緒の給料」(28歳女性/金融・証券/専門職)
・「実は会社の経営が危ないと聞いたので、変わらないのは仕方がない」(28歳女性/学校・教育関連/その他)

■総評

いちばん多かったのは「変わらない」53.8%でした。給料自体はあがっても、税金が上がったために結局変わらない…というもの、好景気の影響は特にないというもの、さまざまな理由により過半数が給料は下がっても上がってもいないという結果になりました。

「上がった」という中には明らかに景気が良くなったという意見も多くありました。しかし「毎年上がるから」というものも散見され、1年ごとに給料が上がっていく、いわゆる「年功序列」式の会社も多く存在しているということでしょう。

残念ながら「下がった」という方も15%存在しました。2014年こそは、年収もアップできるといいですね。

調査時期: 2013年12月27日~2013年12月29日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性239名 女性261名
調査方法: インターネットログイン式アンケート