『第64回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサル2日目が30日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。

『第64回NHK紅白歌合戦』で紅組司会を務める綾瀬はるか 撮影:MOTO

この日は、番組後半に出演するAKB48やEXILE、ももいろクローバーZ、ゴールデンボンバーらがリハーサルを実施。20年連続出場のTOKIOは、その軌跡を振り返る映像をバックに熱唱し、水森かおりは森の妖精をイメージした巨大衣装でパフォーマンス。大掛かりなセットが組まれたステージで自身のメドレーを披露した白組司会の嵐は、後半の特別企画でも、第61回で制作された楽曲『ふるさと』をしっとりと歌い上げた。

また、大トリを務め今回で紅白を引退する北島三郎は、風神と雷神を従えた巨大な動く龍に乗って力強く歌唱し、AKB48の大島優子らはノリノリ。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』に出演し、"紅白PR大使"を務める能年玲奈も登場したエンディングの全体リハーサルでは、紅組司会の綾瀬はるかが、最後の勝敗を決めるボール投げで、出演者たちが並ぶ真後ろに向かって思いっ切り投げてしまうシーンも。その天然ぶりに、会場は和やかムードに包まれた。

今年の紅白のテーマは「歌がここにある」で、紅白合わせて51組が出場する。初出場は紅組が3組、白組が6組の計9組。昨年は、白組が優勝し、通算の対戦成績は紅組29勝、白組34勝。