セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイHD)は25日、雑貨専門店「フランフラン(Francfranc)」を運営するバルスと資本業務提携契約を締結したと発表した。

バルスは、1990年7月11日に創業。インテリア・雑貨小売販売事業を手がけており、「フランフラン」や「バルス トウキョウ(BALS TOKYO)」などのインテリア・雑貨店152店舗(2013年12月25日現在)を展開している。

今回の資本業務提携により、セブン&アイHDグループ傘下の西武百貨店、そごうおよびイトーヨーカ堂が運営するショッピングセンター「アリオ」などへの「フランフラン」の出店に加え、ロフトとの共同出店などを通じて双方店舗への来店誘致を図る。併せて、EC事業「オムニチャンネル」分野との連携も進める。

また、バルスとセブン&アイHDグループ各事業会社との雑貨関連商品などの共同開発により、専門性の高い商品を双方店舗で販売していくという。

セブン&アイHDによるバルスの株式取得比率は間接保有分を含めて48.67%。出資金額は非公表。2014年1月中に取得を完了し、資本業務提携を開始する予定だ。

なお、セブン&アイHDは、今回の提携が2014年2月期の連結業績に与える影響は軽微ではあるが、中長期的に当社業績の向上に資するものであるとしている。