20代は「月1回かそれ以下」の割合が大きい

ソフトブレーン・フィールドはこのほど、「おでんに関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、クレディセゾンとの共同事業として2月1日にサービスを開始した「レシートで貯める」のアンケートモニターを対象として11月19日に実施。20代~70代以上の男女4,730名(女性2,991名、男性1,739名)から回答を得た。

世代が上がるに連れおでんを食べる頻度が上昇

「11月~2月の間に、どの程度の頻度でおでんを食べるか」を聞いたところ、20代、30代、40代、50代では「月1回」がボリュームゾーンだったが、60代、70代以上では「月2~3回」食べる人が1位、「週に1回」という人も、60代以上では10%を越えた。

全エリアで大根がダントツの人気

「牛すじ串」は関東以北2割、関西以西では4割の支持

「おでんを食べる」と回答した人に4,622人に「好きな具」を聞いたところ、日本のどの地方でも「大根」がトップ、「たまご」が2位となった。3位は、関東以外のエリアでは「こんにゃく」だったが、関東では「ちくわ」が3位に食い込んだ。

4位、5位は地方ごとに好みが別れ、北海道・東北では「餅入り巾着」「はんぺん」。北陸甲信越では「ちくわ」「餅入り巾着」。関東では「こんにゃく」「はんぺん」。東海では「餅入り巾着」「ちくわ」。関西以西は「牛すじ串」が躍進し、関西では「牛すじ串」「厚揚げ」。中国・四国では「餅入り巾着」「牛すじ串」。九州・沖縄では「牛すじ串」「餅入り巾着」となった。「ちくわぶ」については、関東では29.1%の支持を得ているのに対し、他の地方では15%以下となっており、関東地方で特に好まれている食材だということがわかった。

北陸・甲信越の具は少数精鋭か

また、「おでんを食べるときの具材の種類」については、どの地方でも5~6種類がボリュームゾーン、次いで7~8種類だったが、北海道・東北、北陸甲信越以外の地方では「9種類以上」を用意する人が10%を越えた。

若年層ほどコンビニおでんを支持

若年層でも、コンビにおでんよりスーパーの利用割合が高い

「おでんを購入する場所」について聞いたところ、各世代で「総合スーパー」「食品スーパー」が1位となった。世代の違いが出たのは「コンビニエンスストア」で、20代では約半数がコンビニでおでんを購入しているが、50代では5人に1人、70代以上では10人に1人へと減少した。

また「おでんを食べるときのこだわり」を教えてもらったところ、「具を食べたら最後にご飯やうどんを入れる。からし等を使わない」「からしを数種類用意し、つぶマスタードや酢の割合の高いものなどで微妙な味を楽しむ」「具にトマトは必須」「オイスターソースでつゆを作る」など、独自のアレンジでおでんを楽しんでいる様子がうかがえた。

詳細は「ソフトブレーン・フィールドの新着情報」で確認できる。