「恐縮」という言葉は上司や取引先との会話では非常に便利なものとして用いられており、ビジネスシーンでも活躍の機会は多いのです。そこで今回はマイナビニュース会員を対象にアンケートを実施し「恐縮」という言葉をどのように利用しているのかを調査してみました。

Q.「恐縮」という言葉を使っていますか?

よく使っている 11.8%
使っている 15.0%
あまり使っていない 52.4%
使ったことがない 20.8%

■使っている人の意見

よく使っている
・「お忙しい中恐縮ですが以下の内容について検討を……というように使っています」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「目上の人との会話で褒められたときなどによく使用している」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「控えめな姿勢を出すとき」(31歳女性/医療・福祉/専門職)
・「目上の方や立場が上の方に何かをしてもらうときにつかいます」(46歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)

使っている
・「メールで上司やお客さまにお願いをするとき」(31歳女性/情報・IT/技術職)
・「こちらの要求を通したいときの前置きとして「お忙しいところ恐縮ですが、○○よろしくお願いします」などと使います」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「褒められて恥ずかしいとき」(28歳男性/自動車関連/技術職)
・「こちらがへりくだるとき、何かを頼むときなど」(46歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

■意味は?

「恐縮(きょうしゅく)」とは相手に申し訳なく思う様子を表しており「恐れ入ります」と同じように使われます。相手に迷惑をかけた場合や、相手が思いやりを持って接してくれた場合に対して用い、ビジネスシーンでは取引先や上司など、自分がへりくだる場合に利用されるのが一般的です。相手がしてくれた行動に対して返答として使う場合もあれば、これから迷惑をかけるであろうことが予想される場合に、自分から利用する場合もあります。

今回の調査結果で「恐縮」を使っていると答えたのは26.8%でした。特に上司や目上の人と接する機会が多い人が頻繁に利用しており、男女や年齢差に関わらず浸透しているようです。今まで使ったことがなかったという方は、ぜひこれを機会にビジネスシーンでの利用を心がけてみましょう。

調査時期: 2013年11月11日~2013年11月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性222名 女性278名
調査方法: インターネットログイン式アンケート