独ポルシェAGは11月の販売実績について発表した。50周年を迎えた「911」シリーズや「ボクスター」「ケイマン」が好調で、前年同月比で9.5%増となる1万4,000台以上を販売。1~11月の販売実績は昨年の同じ時期の14.2%増となる14万7,290台となった。

ポルシェ「911」

11月期におけるポルシェの販売は、とくにドイツ国内で好調で、1,465台を売り上げ、昨年の同月と比べて20%以上も販売台数を伸ばした。中国では3,707台が販売され、前年同月比で27%の増加となった。アメリカでは3,966台が販売され、前年同月比は2.6%増となっている。伸び率は少ないが、この販売台数はアメリカ市場における11月の販売台数としては過去最高の数字とのこと。

モデル別の販売実績では、50周年を迎えたポルシェ「911」が約3,000台販売された。これは前年同月比で47.6%もの増加となっている。ミッドシップモデルである「ボクスター」「ケイマン」の販売も順調に推移し、前年同月比で55%増となる1,933台を販売した。

セールス&マーケティング部門の担当役員を務めるベルンハルト・マイヤー氏は、「私たちはいま、営業チームとともにマカンの発売に向けた大きな投資について取り組んでいます。エキサイティングな2014年をいまから楽しみにしています」と話しており、来年はさらに大幅な販売増を見込んでいる。