米Microsoftは5日 (現地時間)、次世代のBing Mapsアプリのプレビュー版「Bing Maps Preview」をWindows 8.1向けに公開した。Windows Storeから入手できる。
新しいBing Mapsアプリでは、地形や建物を高精細に3Dレンダリングした地図を利用できる。Bing Mapsチームによると、3D環境の構築のためにこれまで121兆ピクセル以上を処理しており、公開されたプレビュー版では世界の70以上の都市で3D地図を体験できる。
ナチュラルな表現と操作も特徴の一つ。3D空間を動いても、Bingのジオメトリーエンジンによってユーザーの視点から常に景観が自然に見える。マウスを使った操作だけではなく、タッチ操作にも最適化されており、タップやスワイプを使った直感的なナビゲーションが可能。またSnapview、通知、ライブタイルなど、Windows 8.1の機能を活かしてユーザーが目的の情報をすばやく得られるようにデザインされている。
ストリートサイドビューに切り替えると、地上からの景色をぐるりと見渡せる。ストリートサイドとマップを2分割で表示することも可能。上空から俯瞰している状態のまま、小さな丸いウインドウでストリートサイドのプレビューを確認できるバブルビューという表示も用意された。
アプリには検索機能や道路交通情報が統合されており、ローカル検索の結果から直接Skype通話を行ったり、OpenTableを使ってレストランを予約できる。