住信SBIネット銀行はこのたび、11月28日にSBIハイブリッド預金の残高が1兆円を突破し、あわせて預金総残高も3兆2,000億円を突破したと発表した。

2012年9月に特許を取得済のSBIハイブリッド預金は、SBI証券での現物取引の買付代金や、信用取引における必要証拠金・現引可能額に充当できる画期的な銀行預金だという。同預金の残高がSBI証券の買付余力に自動的に反映される利便性の高さが好評で、80万人以上の人に利用されているという。

SBIハイブリッド預金は、2012年12月に発足した第2次安倍内閣によるいわゆる「アベノミクス」をきっかけとした株式市況の回復を背景に利用者は増えており、また、1口座あたりの預金残高も増加しているという。

なお、住信SBIネット銀行では、以下のようなSBI証券との連携サービスを用意しているという。

「アグリゲーションサービス」

  • 銀行の預金残高とSBI証券の残高を、住信SBIネット銀行WEBサイトで一覧表示できる

「追加保証金等自動振替サービス」

  • SBI証券での信用取引において追加保証金が必要になった場合に、追加保証金を解消するために必要な金額を、代表口座の円普通預金からSBI証券口座に自動的に振替可能

「外貨即時決済サービス」

  • 住信SBIネット銀行の外貨預金口座とSBI証券の外貨建口座との間で、インターネット操作で外貨のまま入金・出金が可能。SBI証券で外貨建商品を購入・売却した場合の決済に住信SBIネット銀行の外貨預金が利用できる

「住信SBIネット銀行・SBI証券の口座開設同時申込サービス」

  • 住信SBIネット銀行口座を新規に開設する際、同時にSBI証券の口座開設申込が可能。11月29日より、NISA口座の同時申込にも対応

これからも住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。