日本マクドナルドは11月23日、「はたらくママにありがとうを伝えよう! 1日クルー"おいしい"社会体験教室」を開催した。勤労感謝の日である同日、マクドナルドのホームページなどで公募した32組64人の親子が参加して"食"や働くことについて学んだ。
この教室は、「家事に、仕事に、子育てに、毎日忙しくはたらくママを応援したい」そして、「子供たちには『はたらく』社会体験を通じて働くことの尊さと感謝の気持ちを知ってもらいたい」との願いを込めて同社が用意したプログラム。教室を通じて、親子のより豊かなコミュニケーションを応援していくことを目的としている。
親子それぞれ「食」を学ぶ
教室の前半は、親子が分かれてそれぞれの教室で「食」について学んだ。子どもたちは「ドナルドと楽しく学ぼう! 食育教室」に参加。食べ物を「血や肉になる食べ物」「からだの調子をととのえる食べ物」「熱や力になる食べ物」に分けたり、「食べ物がどこからくるのか」について学んだりした。
また、母親たちは管理栄養士・料理研究家の牧野直子氏による「がんばるママを応援する食育講座」を受け、主食・主菜・副菜がそろう栄養バランスが整った食事や1日にとりたい食事の目安量、時短レシピなどについて学んだ。
ユニフォームに着替えてお仕事体験
さらに子どもたちは、マクドナルドクルーのユニフォームに着替えて"お仕事体験"した。このユニフォームは今年6月から導入された新デザインで、子ども用のものがイベントで使用されるのは初めてとのこと。
キッチンに入った子どもたちは、パティの焼成を見学。バンズを焼いて具材をはさんで包装する作業を体験し、チーズバーガーを完成させた。「おかあさんいつもありがとう」の声とともに、カウンターから母親に手渡していた。
体験を終えた親子は、「おいしい」「楽しかった」などと話しながら、できあがったチーズバーガーを仲良く食べていた。
そのほか親子は、マクドナルドのおもてなしについて、品質、サービス、清潔さについても説明を受けた。クルーにとって大切なことが笑顔だと教わった子どもたちが、クルーにならって笑顔を作る場面も。
教室の最後には、子どもたちから母親に手作りの感謝状が手渡された。感謝状は、子どもたちがそれぞれ考えたオリジナルのお手伝い券付き。母親たちはうれしそうに目を通していた。