2013年から2014年の年末年始は、土日も合わせると最大9連休という近年稀に見る大型連休になる。そこでスターチャンネル(BS10ch)では、「2014年正月の過ごし方に関する意識調査」を実施。調査期間は2013年10月30日(火)から11月1日(金)、インターネットにより全国の20~60代の男女600名に対してアンケートを行った。

「正月の過ごし方に関する意識調査」結果概要

■大型連休でも7割以上が「自宅で過ごす」
2014年の正月休みは、最大で9日連続の大型連休ということもあり、旅行代理店各社ではその連休を利用した"正月旅行"が増加するとの見込みを立てているという。しかし、今回の調査では、9割以上の人が"3日以上正月休みを取得する"と答えている中、その過ごし方は、74%の人が「自宅でゆっくり過ごす」と回答。「旅行に出かける」という人は17.8%、帰省組も23.5%にとどまるなど、大型連休にもかかわらず家でゆっくり正月休みを過ごすという人が多い結果となった。

■正月休みは大多数が自宅でTVに釘付け! 「テレビの正月番組を見る」が約7割
正月休みを自宅で過ごすという人が圧倒的に多い中、その内訳としては「ひとりで過ごす人」は全体の約15%、「家族で過ごす人」は約63%となった。また「正月を自宅でゆっくり過ごす人」に、自宅での過ごし方を質問したところ、複数回答で約7割の人が「テレビの正月番組を見る」と回答。「自宅でひとりでゆっくり過ごす人」の約5割が「映画鑑賞」をして過ごすと答えるなど、日本人のTV離れが話題となっている中でも、依然として多くの人が方がTVの前に釘付け、という結果が明らかになった。

■正月の映画鑑賞スタイルは"一気観"で映画三昧! 有料チャンネルも健闘
「正月に映画を観て過ごす方」にその理由を質問したところ、6割以上が「普段観れないものを一気に観ることができるから」と回答。これまで観られなかった映画作品を、まとまった時間の取れる正月休みに一気に観るという人が多くなっていることがわかる。また、その視聴スタイルは、これまでに録画したものや地上波での放送、レンタルショップの利用などが主流で、急速に広まりつつあるビデオオンデマンドサービスを利用する人は約1割。そんな中、約3割が「有料放送チャンネル」で観る、という正月の意外な有料チャンネル需要が明らかになった。

■20~30代男性の約3割が正月も"おひとりさま" - 同年代女性と比較すると約5倍
「クリスマスに対する意識調査」(オープンテーブル調べ)によると、20~30代の独身男女の64.5%、約3人に2人は恋人がいないという、若者の恋人離れが囁かれている昨今だが、今回の調査でも、20~30代の男性が他の世代と比べてもっとも家族で過ごすことが少なくなっており、"ひとりで自宅で過ごす"という人がもっとも多い世代となっている。なお、20~30代女性で"ひとりで自宅で過ごす"人は、同年代男性に比べると約1/5。男女で大きく開きのある結果となった。

■子供の頃とは正月の過ごし方にも変化!? 「映画鑑賞」が約4倍増
「子供の頃、あなたのご自宅では正月をどのように過ごすことが多かったですか」と質問したところ、「テレビの正月番組を見る」(70.7%)や「お雑煮などのおせち料理を楽しむ」(68.9%)などは、正月の定番として、昔も今も変わらずに高い結果となっている。その一方で、子供の頃はわずか7%だった「映画鑑賞をする」が今年の過ごし方では28.4%と約4倍に増えており、「映画鑑賞」に対するニーズが、新たな正月の定番として高まっていることがわかる。

(各調査結果はスターチャンネル調べ)