仕事中に雑談することはありますか?

USENは、20代~50代のオフィスワーカーを対象に、職場環境におけるコミュニケーションについて、アンケートを実施した。調査は10月8日~10日にかけて行われ、335人から有効回答を得た。

雑談に消極的な理由は「迷惑だから」

まず最初に、仕事中に雑談するか聞いたところ、18.2%は「雑談したい時は、遠慮せずに雑談している」と回答した。管理職では「遠慮せず雑談している」と「自分や周りが忙しくない時だけに雑談している」を合わせると70.2%となり、一般社員や派遣社員と比べ、高い割合で仕事中に雑談をしていることが明らかとなった。

雑談に消極的と回答した人にその理由を尋ねたところ、35.9%が「まわりの人に迷惑だから」と回答した。次に多いのは「周りに雑談したい人がいないから」(31.3%)となっている。

仕事の報告や相談は85%が口頭でしている

仕事の報告や相談の手段について聞くと、84.8%が主に口頭で、14.3%がメールで行っていると回答した。メールで行う人にその理由について聞くと、最も多い回答は「報告のタイミングが合わないから」(68.8%)、2位が「メールの方が上手く伝えられるから」(25.0%)、3位は「伝えたことが記録に残るから」(20.8%)だった。

仕事の報告や相談をどのように行っていますか?

口頭で伝えないことにより、発生しそうな弊害について尋ねたところ「仕事が遅れがちになる」(56.7%)、「ミスリーディングのまま仕事が進んでしまう」(44.5%)という回答が多く、業務へのマイナス影響が出てしまうことを心配する回答が上位を占めた。

口頭で伝えないことにより、どのような弊害が発生する可能性があると思いますか?