ミャンマー料理。イベントでもミャンマーグルメを楽しめる

ミャンマー祭り実行委員会は11月17日に、ミャンマーの寺子屋教育支援と、知・衣・食・文化を紹介するイベント「ミャンマー祭り2013」を東京・芝の増上寺で初開催する。

元サッカー選手・中田英寿氏も登場

同イベントは、日本とミャンマーの外交関係樹立60周年を迎える2014年に向け、両国が更に交流を深め、真のミャンマーの姿を分かち合うためのイベント。会場ではミャンマーの音楽やダンスのイベント、飲み物や料理の出店、NPO・NGO団体による活動の紹介や物品の販売などを行う。

特別企画「ミャンマー・シンポジウム」では、メコン総合研究所名誉顧問の安倍昭恵氏と、今泉記念ビルマ奨学会会長今泉清詞氏、元サッカー選手で観光庁「アドバイザリー・ボード」メンバーの中田英寿氏を迎え、ミャンマーについてのディスカッションを実施する。

また会場内では、ミャンマーの歴史や文化、宗教を写した一般公募による写真展「日本・ミャンマー交流写真展」も開催。イギリス統治時代の優雅な暮らしやパゴダ(仏塔)など、まだ知られていないミャンマーの写真を多数展示する。

ミャンマーとの交流を重ねてきたNGO団体、NPO法人、企業が出展する「ミャンマー市場」では、民族衣装「ロンジー」の試着や、子供と一緒に参加できるワークショップを開催。陶芸や漆(うるし)塗りなどの伝統工芸品の展示販売、伝統的なミャンマー料理とスイーツも販売する。

飲食店ブースには、都内のミャンマー料理店12店が出店。ビルマ族、シャン族、カチン族、モン族などの店員がそれぞれの出身地の民族衣装を着てミャンマー式カレー・モヒンガーや揚げ豆腐などの名物料理を、500円~1,000円程度で販売する。

ミャンマーの子どもたち

そのほか、企業・協賛者ブースや、大妻女子大学「お茶大学」によるミャンマー茶の試飲と販売、ミャンマーの男女の日常着や同国の伝統的な化粧品を試せるコーナーなど様々な催しを予定している。同イベントの収益金の一部はミャンマーの寺子屋教育の支援金として寄付されるとのこと。

同イベントは11月17日の10時~17時に開催。雨天決行。入場無料。