Q.恋愛してきた中で恨んでいる人はいますか?

つきあって3年になる恋人と別れた。相手は2年も二股をかけていたらしい。もしかして相手と一緒になって、自分のこと笑っていたのかな、なんて考えると、やりきれない苦しい気持ちになる……。今回は、マイナビニュース会員のうち男性200名と女性200名に、恋愛してきた中で恨んでいる人はいるかどうか、教えてもらった。

Q.恋愛してきた中で恨んでいる人はいますか?

(男性)はい 7.0%
(女性)はい 8.0%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)恨んでいるのはどうしてですか? どんなことがありましたか?

男性編

■恋愛のもつれから
・「浮気をされたので」(35歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「別れた次の日に新しい男と一緒にベタベタしているのを見せつけられ、挙げ句にその日にホテルに行ったようなので、正直言って気持ち悪い女だと思った」(26歳男性/学生/その他)
・「自分が浮気しているくせに何かとこっちの批判ばかりして自分の要求ばかりでこっちの意見は全く聞かずに最後は連絡を絶ったクソ女だから……時間を返してほしい」(30歳男性/食品・飲料/技術職)

■お金の問題
・「金目当て、思わせぶり」(42歳男性/建設・土木/営業職)
・「別れ際にブランド品のカバンをもっていかれた」(34歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「金銭面でのトラブルが解決しないまま、連絡がとれなくなった」(35歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「元妻……結婚式の費用から生活費、新婚旅行代すべて払わされたのに、スピード離婚された」(32歳男性/機械・精密機器/技術職)

■いいように使われて
・「こちらは本気だったのに、完全にメッシーとしか見ていなかったことが後から分かった女性……バブルの時代でした」(53歳男性/電機/技術職)
・「気持ちを踏みにじられた」(31歳男性/学校・教育関連/専門職)

■その他
・「人の悪口を言いふらす奴、印象が悪くなった」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「あしげにされた経験ばかりだから」(39歳男性/その他/その他)

女性編

■浮気された恨み
・「遠距離で浮気の末婚約破棄されたので」(27歳女性/金融・証券/営業職)
・「二股されて捨てられたのが許せないです」(29歳女性/その他/その他)
・「何度も浮気をされた挙げ句『私といるのはもう時間の無駄』と言われた」(25歳女性/生保・損保/事務系専門職)

■すっきりしない別れ
・「向こうから告白してきてきて付き合ったのに向こうに好きな人ができて別れたいと言われたこと」(26歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「元彼、あまりはっきりした理由も言わずに振られた」(27歳女性/情報・IT/技術職)
・「4年も付き合って別れたから」(27歳女性/電機/技術職)
・「別れ方が自分勝手」(25歳女性/金融・証券/営業職)

■嫌がらせ?!
・「職場の元彼、別れた後当てつけのように新しい子にべたべたしていたから」(25歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「ブログで事細かにデートやケンカの内容を書いていた人……とくにケンカは自分が都合良いように書くので、それを見た人たちから私は悪者にされていました」(33歳女性/その他/事務系専門職)

■その他の深い恨み
・「1年間放置されたから」(25歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「単身赴任中に不倫して肉体関係を持ったが、帰任したら連絡も来なくなった」(38歳女性/自動車関連/クリエイティブ職)
・「今の夫、不倫しているから……結婚したことを後悔したし、一生許さない」(31歳女性/小売店/販売職・サービス系)

■総評
これまで恋愛してきた中でひどい仕打ちを受けて恨んでいる人がいる、と答えたのは、男性が7%、女性が8%と、ほぼ同じ割合だった。全体としては少なかったが、それぞれの深くて濃い恋愛の恨みつらみを、以下見ていこう。

男女ともに最も多かったのは、やはり「浮気された」という内容。男性編では「気持ち悪い」「時間を返してほしい」「クソ女」など、激しい罵倒と怒りの言葉が見られた。女性編では「婚約破棄された」「『時間のムダ』と言われた」など、浮気に追い打ちをかけるひどい仕打ちを受けた、というエピソードも。単に「浮気」だけでなく、新しい相手との仲を見せつけられたなど、自分のプライドや恋心をズタズタにされた悲しみが、恨みとなって蓄積するようだ。

お金目当てで、さっと消えるように逃げていった女性も、男性たちには相当恨まれている様子だった。また、女性は「はっきりした理由もなく振られた」とか「4年もつき合って別れた」など、もやもやした最後だと、気持ちを引きずる期間が長くなり、遺恨を残すパターンもあるようだ。また、相手に悪口を言われた体験は、男性でも女性でも相当心に残っているよう。

一度は「好き」と思ってつき合った相手。「恨み」として相手の記憶にとどまるのは、互いに不幸な状況だ。せめて恋の終わりは、相手に誠実に、潔く美しくありたい。

(文・アリウープ 中嶋絵里)

調査時期: 2013年10月9日~2013年10月11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名、女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート