アフラック(アメリカンファミリー生命保険)は22日、社会貢献の一環として運営する高校生を対象とした奨学金制度の2014年度新規奨学生を11月1日から2014年2月28日まで募集すると発表した。

募集人数は「公益信託 アフラックがん遺児奨学基金」で120人、「アフラック小児がん経験者奨学金」で30人の合計150人。

「公益信託 アフラックがん遺児奨学基金」は、がんで親(主たる生計維持者)を亡くし、経済的理由から修学の機会が狭められている高校生への支援を目的とした奨学金制度で、1995年に同社販売代理店組織である「アフラック全国アソシエイツ会」と共同で創立したもの。同制度による奨学生の総数は1905人にのぼり、これまでの奨学金給付額(累計)は約12億円にのぼっているという(9月末現在)。 「アフラック小児がん経験者奨学金」は、自ら小児がんを患った経験を持つ高校生への支援を目的として10月に新設された制度で、このたび(2014年度)から新たに奨学生の募集を開始するという。

なお、2015年度の新規募集からは「公益信託 アフラックがん遺児奨学基金」と「アフラック小児がん経験者奨学金」を一本化し、「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」として、これまで以上に充実した制度として運営する予定としている。

がん保険とともに創業した同社は、これからもがん保険をはじめとする「生きるための保険」のリーディングカンパニーとして、企業の社会的責任(CSR)を着実に果たしていくとしている。