アイ・オー・データ機器は16日、外出先の有線LAN回線に接続して使うことを想定した小型の無線LAN(Wi-Fi)ルータ「WN-G300TR」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。10月下旬より発売し、価格は4,000円(税別)。

「WN-G300TRK」(ブラック)

「WN-G300TRW」(ホワイト)

外出先のホテルなどに設置されている有線LAN回線に接続して、無線LAN環境を構築できるポケットルータ。接続してすぐに使用できるよう「アクセスポイントモード」として設定されている。「ルータモード」に変更すれば、別のネットワークとしての利用も可能。

NFCにも対応し、同じくNFC対応のスマートフォンに接続アプリ「NFCコネクト」をインストールしておけば、かざすだけで接続が完了する。そのほかにも、QRコードを使って接続するアプリ「QRコネクト」や、WPSによる接続もサポートする。

無線LANは2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに準拠し、通信速度は最大300Mbps(理論値)。10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANポート×1基とWANポート×1基を搭載。アンテナは2本(送信×2、受信×2)で、セキュリティはWPA2-PSK(AES/TKIP) / WPA-PSK(AES/TKIP) / WEP(128bit/64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も利用可能(最大登録台数:64台)。電源はUSBで給電する。

本体サイズは約W42×D56×H16mm、重量は約27g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7(SP1) / 8、Mac OS X 10.5~10.8。