サッカー元日本代表の前園真聖容疑者が、13日午前に警視庁玉川署に暴行容疑で現行犯逮捕されたことを受け同日夜、所属事務所がコメントを発表した。

13日午前に暴行容疑で現行犯逮捕された前園真聖

所属事務所は書面で、「本日10月13日(日)弊社所属スポーツジャーナリスト前園真聖が逮捕されたことについてご報告申し上げます」という書き出しから、「まずは、このような事態を招きましたこと、謹んでお詫び申し上げます」と謝罪。「現在、弊社といたしましても詳しい事実確認が取れていない段階でございます。本人はこのような事態になってしまったことを猛省しているという弁護士からの報告を受けております」と伝え、「今後、事実確認が取れ次第、改めて対応をご報告させていただきます」と結んだ。

報道によると、前園容疑者は13日午前、自宅近くの路上でタクシー運転手の右頬を殴り、右太ももを蹴った疑い。料金を支払わずにおりた同容疑者に対し、運転手が支払いを求めたところ突然殴られたという。同容疑者は都内で飲酒していたとみられ、「酔っていて覚えていない」と供述したと報じられている。

前園容疑者は、1996年のアトランタオリンピックでU-23のキャプテンを務め、同大会ではブラジルを下した試合が「マイアミの奇跡」として語り継がれている。その後、2005年に引退。最近ではサッカー解説者として活動していた。