女優の長澤まさみと波瑠が9日、都内で行われた、映画『潔く柔く』の女性限定トークショーイベントに出席した。

映画『潔く柔く』の女性限定トークショーイベントに出席した長澤まさみ(左)と波瑠

同作は、いくえみ綾の同名漫画を新城毅彦監督が実写化したラブストーリー。15歳の時に幼なじみを亡くしたことから、大人になっても恋が出来なくなったカンナ(長澤)。そんなある日、カンナは行きつけのバーで、小学校時代に同級生と事故に遭って自分だけ生き残ったという過去を持つ禄(岡田将生)と出会う――というストーリーで、映画は26日から全国公開。

「恋愛にキュンとするだけじゃなく、傷ついた男女が成長していく物語です」と同作をアピールした主演の長澤は、グリーンのワンピース姿で登場。イベントでは、恋愛アドバイザーの羽林由鶴による恋愛診断テストが行なわれ、長澤はあり得ない恋について「一目惚れはしたことが無い」、第一印象が良くない人との付き合い方について「人って関わる事で知ることが多い。自分が思ってる程、悪い人はいないので関わり合いたい」と持論を展開。羽林は2人の恋愛観を聞き、「長澤さんはとても真面目で筋道を立てて考える女性らしい人。波瑠さんは直感を信じて行動する男前な考え方」と分析すると、波瑠は「考え方は男っぽいかも。もっと女子力を磨きたい」と苦笑いした。

また、映画の公式サイトで募集した恋愛相談で「1番最初に付き合った人が忘れられない」という悩みに、波瑠は「自分が変わるとそばにいる人も変わってくる。自分を見つめる時間を作って、次の人にいく意識になっていけば」と語り、長澤は「何をするにも初めての事ばかりで、楽しいのは当たり前。でも、幸せは日常の些細なことの中にあるから、2回目も楽しむ準備をしていれば先が広がる気がする」とアドバイス。続けて、「女の人って頭で考える事と子宮で考えることが違うって言うじゃないですか? 私は人が好きだし、良いなと思う人がいたら仲良くしたい」と恋愛観を語り、「色んな恋愛があるし、どれも間違いじゃない。楽しく恋愛出来れば」と笑顔でトークショーを締めくくった。