24%がビジネスマナーで失敗経験あり

人間誰しも失敗はしてしまうもの。でも時に、その失敗が大きなトラブルに発展することも! 社会人なら誰でも心得ておきたいビジネスマナー。あなたは本当に大丈夫? マイナビニュース会員500名に「ビジネスマナーで失敗した経験」と、その失敗例について聞いてみました。

Q.ビジネスマナーで失敗した経験はありますか?

はい 24.0%
いいえ 76.0%

「はい」と答えた方に質問です。どのような失敗でしたか?

■訪問先で失敗
・「得意先にコートを着たまま入って怒られた」(40歳男性/商社・卸/その他)
・「外から人が来たときに、椅子から立ち上がらずに挨拶してしまった」(31歳女性/学校・教育関連/技術職)
・「他社との会議でお茶を出す順番を間違えた」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)

■席次で失敗
・「車で、一番下っ端の座る席を間違えた」(30歳女性/運輸・倉庫/営業職)
・「エレベーターに乗る順番」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「若いころ上座がよくわかってなくて、座る場所を間違った」(40歳男性/自動車関連/技術職)

■電話対応で失敗
・「電話対応中に保留を押すつもりが切ってしまった」(24歳女性/食品・飲料/技術職)
・「電話口で丁寧語や尊敬語などの使い分けを間違えて話してしまう。たまに自分に対して尊敬語になっていたり」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「電話の取り次ぎ…こちらの都合でかけるときに、“今お時間よろしいですか?”の一言が最初言えず、よく周りから怒られた」(30歳女性/ 生保・損保/営業職)

■お茶だしで失敗
・「お茶を会議室に持っていったが、こぼした」(32歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「コーヒーの淹(い)れ方がわからず、お客様にとても濃いコーヒーをだしてしまった」(29歳女性/金融・証券/専門職)
・「お茶を出すスピードが遅くなり、注意をされました」(24歳女性/小売店/技術職)

■名刺交換で失敗
・「名刺入れがなくて定期入れと兼用してしまっていた」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「使ってはいけない古い名刺を渡してしまったこと」(27歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「アポイントメントを入れた相手と会った際に、受付で名刺を渡したので本人に渡っているだろうと思って出さなかったら、まず名刺を出せと怒られた」(29歳女性/生保・損保/販売職・サービス系)

■メールとFAXで失敗
・「メールCCとBCCを入力を間違え恥をかきました」(29歳女性/食品・飲料/専門職)
・「間違った取引先にFAXしてしまった」(30歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「メールでお世話になりますではなく、お疲れ様ですと書いてしまった」(28歳男性/商社・卸/事務系専門職)

■こんな失敗例も…
・「スーツで行かなければいけない日にそれを忘れて普通のスカートとジャケットで出社し、浮いてしまった」(26歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「お辞儀が止まらなくなった」(26歳女性/情報・IT/技術職)
・「会議中寝てしまい、後で怒られた」(22歳女性/情報・IT/技術職)

まとめ
いかがでしたでしょうか。アンケート結果では24%が失敗したことがあるというビジネスマナー。「自分は大丈夫!」と思っていても、間違ったまま覚えている可能性もあります。

失敗したときに肝心なのは、その後の対処と、ミスを繰り返さないこと。社会人経験が長い人も、ちょっとでも不安があれば、改めてビジネスマナーの勉強をしなおしてみては?

調査時期: 2013年8月6~7日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性227名 女性273名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート