バルーミネーション 撮影・森日出夫

神奈川県横浜市の象の鼻パーク、山下公園、みなとみらい21地区、横浜駅西口などで、省エネルギー技術を活用したアートイベント「スマートイルミネーション横浜 2013」が開催される。期間は10月23日~27日までの5日間。時間は17時(初日のみ18時)~22時まで。

最先端テクノロジーによる、新時代のイルミネーションを展開

同イベントは東日本大震災の年にスタート。優れた都市景観の形成や、歴史的建造物のライトアップなどに取り組んできた横浜市が、"もうひとつの横浜夜景"を提案するという。"省エネ技術とアートの融合"をコンセプトに、新しい時代に必要とされる環境技術とアーティストのイマジネーションをかけあわせた、印象的な光と影を持つイルミネーションを設置する。

今年のテーマは「みんなでつくる横浜夜景」で、さまざまな施設、団体、企業、大学、市民が、多種多様な参加プログラムを展開。象の鼻パークに、既存照明をカラーフィルターでラッピングした「WRAPPING THE CITY LIGHTS 2013-既存都市照明のカラーチェンジ-」や、バルーンが傾くことで色が変化する「balloomination バルーミネーション」、人類が火を発見する迄の進化のストーリーをライトペンのみで映像化した「TRACK」など8つの作品が展示されるほか、大型の遊具型インスタレーション作品も登場する。

また、9月から開催されている音楽フェスティバル「横浜音祭り 2013」と連携したイベントも開催。オープニングの点灯式では、ヨコオト・ファンファーレ隊による演奏が行われるほか、26日には、太鼓ドラマー・ヒダノ修一さんによるライブセッションも予定しているとのこと。